ピルのメリットはIUDのように交換の必要が無いこと

日本でポピュラーな避妊方法はコンドームですが、これはパートナーの協力が絶対必要で、さらに破損や装着ミスのリスクがあるため、確実とはいえません。女性主体の避妊方法として、低用量ピルとIUD(子宮内避妊器具)があります。
IUDは、子宮内に小さな器具を挿入することで、受精卵の着床を阻止して避妊効果を得ます。ピルに次いで避妊効果があり、ピルが服用できない喫煙者や授乳中の人も使用できるのがメリットです。
ただし、IUDは挿入の際に受診する必要があり、その後も定期的に受診します。交換時期の規定は無いのですが、長期間装着すると抜去しにくくなるため、2~3年で交換することが多いようです。IUDのデメリットは、自然脱出の可能性があることで、気づかずいると妊娠してしまいます。また、挿入後に不正出血や疼痛、経血の増加が見られることもあります。
交換の必要が無いのが低用量ピルです。低用量ピルは、正しく服用すれば、ほぼ確実な避妊効果があります。卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されており、排卵抑制作用、受精卵の着床を阻止する作用、精子の侵入を妨げる作用などによって、高い避妊効果が得られます。35歳以上で1日15本以上の喫煙者は、血栓症のリスクが高くなるため、服用できません。その他、高血圧や肥満、持病のある場合には、服用できないこともあるため、医師に相談しましょう。
ピルは、生理開始日から1日1錠ずつ同じ時間に飲み、飲み忘れの無いように注意します。飲み始めには、少量の不正出血や吐き気などが現れることがありますが、服用を続けていると次第になくなっていきます。症状が強い場合は、いつまでも続く場合には、医師に相談してピルの種類を換えるとよいでしょう。

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